【精油辞典】グレープフルーツ精油の効果効能|脂肪溶解作用はダイエットにおすすめ!

精油辞典:グレープフルーツ精油の効果効能
Aromatherapy

ダイエット中の方に人気の精油がグレープフルーツ精油。
グレープフルーツの精油は、脂肪溶解作用がありますので、ダイエットにとってもおすすめなんです。

フレッシュな香りで、ダイエットも頑張れそうですよね👌

グレープフルーツの精油の成分と効果効能:脂肪溶解作用はダイエットにオススメ!

主な成分と作用・効能
期待できる効果
モノテルペン炭化水素類
d-リモネン
ミルセン
α-ピネン
サビネン
血流増加作用
鬱滞除去作用
抗菌作用
抗炎症作用
抗ウイルス作用
Ach-E活性抑制作用
肝・腎強化作用
血流アップ
むくみ解消
抗菌・抗ウイルス
炎症を抑える
リウマチ痛、動脈硬化、高血圧症の症状緩和
消化吸収を助ける
肥満解消
リフレッシュ
ケトン類
ヌートカトン
交感神経刺激作用
脂肪溶解作用

グループフレーツ精油の成分の95%をd-リモネンが占めています。血流増加作用や、腸の動きをよくしてくれる作用、肝臓・腎臓の機能増加作用により、リウマチ痛や動脈硬化、高血圧症の方にも合っていますし、ストレスで暴飲暴食してしまった方の消化吸収を助けてくれます。そしてAch-E活性抑制はアルツハイマー型痴呆症の治療と関連づけられます。

また、この精油は、ヌートカトンという成分を含んでいてこれが、脂肪溶解作用をもたらしてくれますし、d-リモネンには鬱滞除去の作用があるので、肥満気味でダイエットしたい方、むくみやセルライトが気になっている方におすすめです。
ちなみにこれは、交感神経を刺激するので、リラックスというよりは気分をリフレッシュさせてくれます。

グレープフルーツの精油ってどんなもの?親しみやすい柑橘の香り

植物名 Grapefruit:グレープフルーツ
学名 Citrus × paradisi
科名 ミカン科
主産地 アメリカ、イスラエル、ブラジル
抽出部位 果皮(果実)
採取方法 圧搾法
ノート トップ
香り 柑橘系

グレープフルーツ精油の香りは搾りたてのジュースのようなフレッシュな柑橘の香り。この表にありますが、学名にある「paradisi」の意味は”楽園”です。グレープフルーツの香りが楽園のような幸福感をもたらしてくるということでつけられたのです。柑橘の香りは親しみやすく、香水のような甘い香りが苦手という方や、男性にもおすすめの香りです🍊

グレープフルーツの精油、アロマセラピストSaeおすすめの使い方・ブレンド

マッサージ:脂肪が気になる部分に

ダイエットにオススメのグレープフルーツの精油をキャリアオイルで薄めてマッサージオイルを作って美脚を目指しましょう♪

○ブレンド例○
キャリアオイル:サンフラワーオイルまたはホホバオイル10ml、アボカドオイル1ml
精油:グレープフルーツ1滴、シダーウッドまたはサイプレス1滴
※精油は全体の1%以下になるようにブレンドします(精油は一滴あたり約0.05mlです)。
(毎回1、2回分をブレンドするのがおすすめ、残ったオイルは他の部位に塗布してもOK)

グレープフルーツ精油でセルフマッサージ
このブレンドオイルを、お風呂上がりに体が温まっているうちに、脚全体に塗布します。
そして、足先から脚の付け根に向かってゆっくりと流すようにマッサージをします。

芳香浴:空気洗浄に

グレープフルーツの香りは、すっきりとリフレッシュでき、鬱っぽい気持ちの方にもおすすめです。
ディフューザーがあれば簡単に芳香浴ができますよ🍃ディフューザーは熱を使わないものがおすすめ。

○ブレンド例○
空気清浄に:グレープフルーツ、リトセアキュベブ(リッツィア)、レモン、ラベンダー
鬱っぽい時に:グレープフルーツ、レモンバーベナ、マンダリン、ベルガモット
※ディフューザーによって適切な使用料は異なります。



Point!💁 グレープフルーツ精油単体で使うよりも数種類をブレンドするほうが、香りの変化も楽しめますし、他の精油との相互効果も期待できますよ!

グレープフルーツ精油を使うときの注意点

まず、柑橘系の精油の中にはフロクマリン類という成分が含まれており、光毒性に注意しなければいけないものがあります。
グレープフルーツもその一つです。
光毒性とは、肌に精油の成分が残った状態で日光に当たってしまうと、シミや炎症など皮膚トラブルが起こることです。
そこで、グレープフルーツの精油は外出前や日中の使用は避けて、日が暮れてから使用しましょう
そして、グレープフルーツの精油を使う際に注意していただきたいのが、薬物、特に西洋薬との相互作用です。
この精油を使うことによる、代謝活性阻害報告がありますので、薬を服用中の方は気をつけて使用しなければなりません。

また、精油は、以下のことに注意してご使用ください🙇‍♀️

精油は
原液を直接塗布しない
飲まない
目に入れない
子供の手の届かないところに保存する
火を近づけない

アロマセラピーはお薬ではありません。病気や怪我が治るという保証はありませんので、自己責任にて使用をお願いいたします。
持病のある方、薬を服用中の方や、妊娠中・授乳中の方は特に注意して、かかりつけのお医者さんと相談しながら使っていただければと思います。
使用上の注意を守って、アロマセラピーを楽しんでくださいね😉

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