なんだかモヤモヤー日中のイライラ、気分の落ち込みなど心のモヤモヤを癒す香りとアロマセルフケア習慣
もくじ
なんでかわからない「モヤモヤ」はなぜ起こるの?
原因が見えないのに気分が沈む理由
理由はわからないけど、なんだか気分が晴れずモヤモヤ。
そんな日が続くと、自分を責めてしまったり、「私って弱いのかな」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
私自身、ちょっとしたことでイライラしたり、気分がすぐれない日が多い時期があって、もしかしたら精神的な病気なのかも?!と不安になったことがあります。
でも、実はこの“モヤモヤ”は、体と心のバランスが崩れているサインかもしれません。
ホルモンの変化、睡眠不足、天気、食事の乱れなど、日常の小さなストレスが少しずつ積み重なって、気分を揺らしやすくしているのです。
以前もお話しした自律神経ちゃんは、ほんの小さな変化にも影響を受けてしまうことがあります。
特に女性は、月経周期や更年期によってホルモンの波が大きく変化するため、理由がわからない不調を感じやすい時期があります。
それは「心が弱いから」ではなく、体が頑張りすぎているサインなのです。
ストレス・ホルモン・自律神経の関係
ストレスを感じると、脳から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは一時的に体を守ってくれる働きを持っていますが、分泌が続くと自律神経のバランスが乱れ、気分の波やイライラ、不安を引き起こします。
ストレスが全て悪いわけではなく、過剰なストレスにより、コルチゾールが多くなってしまうとよくないのです。
自律神経には、活動時に優位に働く交感神経と、リラックス時に働く副交感神経があります。
現代の生活では、この交感神経が一日中優位になりがちで、体も心も“休むモード”に入りにくくなっているのです。
そんなときに香りを取り入れると、嗅覚を通してダイレクトに脳へ信号が届き、リラックスのスイッチが入ることがわかっています。
だからこそ、アロマは「なんでかわからないけど、毎日モヤモヤ」するあなたに寄り添う心強い味方なのです。
心の不調サインを見逃さないために
モヤモヤを感じたら、まず「なんでこうなるの?」と分析するよりも、“気づくこと”を大切にしてみてください。
「あ、モヤモヤしているな」
「今、私は疲れてるんだな」
「ちょっと無理してるかも」
私のところにいらっしゃるお客様にも多いのが、自分を後回しにしてしまう方。
このように、自分がどんな状態なのか、そしてそれをいたわった一言を自分にかけてあげるだけでも、体は少し緩みます。
気分の沈みは、心からのSOS。
そんなときは、香りや深呼吸で“今ここ”に意識を戻すだけでも、心が少しずつ穏やかさを取り戻していきます。
人って、ほとんどの時間、過去のことや未来のことを考えてしまっているんだそうです。それよりも今、この瞬間を感じるのが大切なんです。
香りは、理屈よりも先に心に届くケア。

モヤモヤした自分を否定せず、香りとともにやさしく受け止めてあげましょう。
アロマが心に働きかけるメカニズム
ここでは、香りがどのように脳や自律神経に働きかけるのかを、アロマセラピストの視点からわかりやすく解説していきます。
香りが脳に届くまでの流れ
私たちが香りを感じるとき、その情報は鼻から脳の「大脳辺縁系」という部分に直接届きます。

この大脳辺縁系は、感情や記憶、本能的な反応を司る場所。
つまり、香りは理屈よりも先に感情に作用するのです。
例えば、懐かしい香りをかいだ瞬間に、昔の記憶がよみがえることがありますよね。
それは香りが、脳の記憶や感情を司る領域にダイレクトに届くから。
この仕組みこそ、アロマが“心のケア”に向いている理由のひとつです。
香りの刺激が鼻から脳に届くまでにかかる時間は、なんと0.2秒ほど。
その一瞬で、私たちの脳は「安心」や「落ち着き」といった感情を感じ取ることができます。
副交感神経を整える香りの力
ストレスがたまっていると、体は「戦う・逃げるモード」である交感神経が優位になります。
この状態が続くと、常に気持ちが張りつめ、イライラや不安を感じやすくなります。
一方、ラベンダーやベルガモットのような精油の香りは、副交感神経に働きかけ、「リラックスモード」へと導いてくれます。
その結果、呼吸が深くなり、筋肉がゆるみ、心拍数も落ち着いていくのです。
アロマの香りは香るリラックススイッチ。
スイッチを入れるたびに、体と心が穏やかさを取り戻していきます。
アロマセラピストが感じた「香りと感情のつながり」
表情が暗くうつむいていた方も、香りを嗅いだだけで表情がふっと和らいだりすることもあります。
香りは目に見えないけれど、確かに脳に働きかけ、感情を溶かすように作用します。
それはまるで、心の奥にある小さなスイッチをそっと押してくれるような感覚です。時にはそれは魔法のように感じます。
イギリスにいる私のアロマの先生は魔女と呼ばれていたりもします笑。
私自身も、仕事で疲れた夜や心がざわつく日には、呼吸が浅くなっているのを感じるので、ベルガモットやゼラニウムの香りなどで深呼吸をします。
そうするだけで、不思議と心の中が穏やかになっていくのを感じるのです。
香りが心に働く仕組みを知ることで、「なぜアロマで気持ちが落ち着くのか」が自然と理解できます。
次のセクションでは、実際に気分の沈みやイライラをやわらげるおすすめ精油を紹介しますね。
気分の沈みやイライラにおすすめの精油5選
日中のモヤモヤやイライラを感じるとき、どんな香りを選ぶかで心の整い方が変わります。
ここでは、アロマセラピストの私が特によく使う5つの精油をご紹介します。
どれも「心に明るさと安らぎをもたらす香り」です。
ベルガモット|心に明るさを取り戻す
ベルガモットは、柑橘のさわやかさとフローラルのようなやさしさを合わせ持つ香り。
気分が沈んでいるときに、心の曇りを少しずつ晴らしてくれます。
特に「なんとなく落ち込む」「気持ちが重たい」と感じる日におすすめです。
ティッシュに1滴垂らして深呼吸するだけでも、ふっと肩の力が抜けていくのを感じられるでしょう。
香りの中に少し甘さがあるので、緊張している心をやわらげたいときにもぴったりです。
ゼラニウム|ホルモンバランスをサポート
女性の味方といわれるゼラニウムは、ホルモンのバランスを整え、自律神経の乱れをやさしく調整してくれます。
イライラしやすいとき、感情の波が激しいときに心をなだめてくれる香りです。
少しローズにも似た華やかさがあり、「女性らしさ」を取り戻したいときにもおすすめ。
お風呂に数滴入れて香りを楽しむと、全身がふわっと解けていくような安心感に包まれます。(※精油は直接お湯に垂らさないでください。)
クラリセージ|緊張と不安をゆるめる
クラリセージは、ハーブのような落ち着いた香りが特徴です。
心の緊張をゆるめたいとき、頭の中がぐるぐるしているときに効果的。
ホルモンバランスの影響を受けやすい時期にもおすすめで、女性特有の不安感やイライラを穏やかにしてくれます。
眠る前にディフューザーで焚くと、呼吸が深まり自然と心が落ち着きます。
オレンジスイート|前向きな気持ちを引き出す
オレンジスイートは、まるで太陽の光を浴びたような明るく甘い香り。
ストレスや不安で心が縮こまっているときに、あなたに寄り添って気持ちを軽やかにしてくれます。
仕事の合間や、気分転換したい午後に香らせるのがおすすめ。
「今日もなんとかなるかも」と思えるような前向きなエネルギーを与えてくれる香りです。
ラベンダー|心のバランスを整える王道の香り
ラベンダーは、リラックスの代名詞ともいえる精油です。
落ち込み・不安・緊張・怒りなど、さまざまな感情のバランスを取ってくれる万能な存在。
日中のイライラにも、夜の不安にも寄り添ってくれます。
アロマ初心者の方にも扱いやすく、他の精油とのブレンドにも向いています。
心が疲れていると感じたら、まずラベンダーを嗅いでみてください。
香りの好みは人それぞれですが、どの精油もがんばりすぎた心をゆるめる力を持っています。
その日の気分に合わせて香りを選ぶことで、少しずつ自分のペースを取り戻せるようになります。
🌿香り選びに迷ったら
人によって心地よい香りは少しずつ違います。
「私にはどの精油が合うんだろう?」という方には、アロマセラピストの視点からあなたにぴったりの香りを選ぶ個別相談も行っています。
オンラインでのご相談や、精油の発送も可能です。
「香りを生活に取り入れてみたい」という方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
あなたに合った香りが、きっと味方になってくれます。
日常でできる香りのセルフケア習慣
アロマは、特別な日だけでなく日々の小さな心のケアにこそ力を発揮します。
毎日の暮らしの中で、無理なく香りを取り入れることで、気持ちの波をやさしく整えられます。
「なんとなく気分が晴れない」
「理由はないけれどイライラする」
──そんな日は、無理に元気を出そうとせず、香りの力を借りて“心をゆるめること”から始めてみましょう。
香りには、呼吸を深めて自律神経を整え、感情の波を穏やかにする力があります。
ここでは、忙しい方でもできる簡単なセルフケアの方法を紹介します。
朝:香りでスイッチを入れる
朝起きた瞬間の気分は、その日一日を左右します。
なんとなく気が重い朝は、柑橘系の香りをハンカチやティッシュに1滴落とし、深呼吸してみましょう。
おすすめはレモンやグレープフルーツ。

太陽の光を浴びるような香りが、眠っていた心と体をそっと目覚めさせてくれます。
朝の身支度のときにディフューザーを使うのも◎です。
☀️「今日は少しだけ笑顔で過ごせそう。」
そんな前向きな感覚を、香りが後押ししてくれます。
昼:ストレスを感じたときのリセット
仕事や家事の合間、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていることも。
イライラしたときや気持ちが落ちてきた時はハンカチアロマやアロマミストを使って、香りで気分をリセットしましょう。
仕事の合間や、電車での移動中にも手軽にできるのでおすすめです。
(ハンカチに精油を垂らすとシミになることがあるのでシミが目立たない色のものを使うのがおすすめです。)

特におすすめはベルガモットやゼラニウム。
やさしい香りを嗅ぐと、こわばった表情や呼吸が少しずつゆるんでいきます。
深呼吸を3回ほど繰り返すだけで、心が軽くなります。
🌿忙しい日こそ、ほんの数秒の香りリセットを。
夜:一日の終わりに香りでリリース
夜は一日分の感情や緊張を手放す時間。
眠る前に香りを取り入れることで、自然と副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。
おすすめはラベンダーやクラリセージ。
アロマディフューザーを焚くほか、寝る前のアロマバスやアロマオイルでセルフマッサージなども効果的です。
🌙トリートメントオイルの簡単レシピ
精油(ラベンダーやゼラニウムなど):1滴
両手でオイルを温め、やさしくなでるように。
手のひらで包むようにマッサージしていくうちに、気持ちもゆるんでいきます。
心が重たい日の特別ケア
「今日はもう何もしたくない…」という日は、無理に元気を出そうとしないで。
そんなときこそ、香りを感じるだけでOKです。
1滴の精油をティッシュに垂らし、胸の上に置いて横になるだけでも十分。
呼吸が少し楽になったら、それがあなたの心が回復し始めたサインです。
🍃香りは、“頑張れない自分”を受け入れるための優しいスイッチ。
そんな視点でアロマを使うと、気分の波に振り回されにくくなります。
休日:香りと一緒に“自分の時間”を過ごす
休日は、少し時間をかけて香りを楽しむチャンス。
お気に入りのアロマを焚きながら日記を書いたり、ハーブティーを飲んだり。
香りを感じることで、自分を大切に扱う気持ちが自然と戻ってきます。
🍃香りを使うこと=自分に「大丈夫」と伝えること。
そんな小さな習慣を積み重ねることで、心は確実に穏やかになります。
香りのセルフケアを続けるコツ
2.無理に続けようとせず、心地よい頻度で
3.香りを感じながら、呼吸を大切にゆっくりと
アロマは、頑張るためではなく「力を抜くため」に使うもの。
日常の中で香りを感じる時間が、心を整える大切な儀式になります。
また、朝昼夜の香りを紹介しましたが、一日中アロマを使いまくるのではなく、日常のどこかに少しだけ取り入れるのがおすすめです。
まとめ 〜香りで“自分をいたわる”ということ〜
「なんでかわからないけど、毎日モヤモヤする」
そんな気持ちは、誰にでもあります。もちろん私にもそんな時はあります。
けれど、無理に元気を出そうとすると、心がさらに疲れてしまうことも。
アロマの香りは、そんなときに“何かを変えようとしなくてもいい”優しいツールです。
ただ香りを感じて深呼吸するだけで、心の奥にたまった力みや焦りが少しずつほどけていきます。
香りを使うことは自分を大切に扱うこと
アロマは、誰かに見せるためのものではありません。
いい香りを選んで、呼吸して、気持ちが少し楽になる。
──それはつまり、「私は大丈夫」「私はここにいる」と自分自身に伝える行為です。
香りを使うことで、他の誰でもなく自分の本当の心の声に耳を傾けられるようになります。
それが、感情の波を整える一番の近道なのです。
あなたに合う香りを見つけるお手伝いをしています
人それぞれ、心が落ち着く香りは違います。
もしも
「どの精油を選べばいいかわからない」
「香りを生活にどう取り入れたらいいの?」という方は、
アロマセラピストの視点から、あなたに今必要なぴったりの香りを選ぶ個別相談も無料で行っています。
オンラインでのご相談や、精油の発送も可能です。
また、この記事で紹介した精油は私のオンラインショップからもご購入いただけます。
香りを通して、自分をいたわる時間をぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
香りは、心を「変える」ものではなく、心を「ほどく」もの。
無理に元気になる必要はありません。
あなたのペースで、香りを味方に、少しずつやわらかく過ごしていきましょう。
















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