アロマサロン開業は何から始める?資格や設備より先に考えたい5つのこと

アロマサロンのコンセプトをノートに書き出す様子
サロン開業サポート

アロマサロンを始めたい。そう思ったとき、頭に浮かぶのは資格や設備のことかもしれません。

私自身は、資格を取ったあとすぐに物件探しから開業を始めたわけではありませんでした。友人から声をかけてもらったことがきっかけで、少しずつ形になっていきました。

開業には、決まった順番があるわけではありません。
ただ、あとから振り返ると、先に考えておけばよかったことと、急がなくてもよかったことがあります。

アロマサロン開業で最初に決めたいのは、資格や設備ではなく「誰のためのサロンか」という軸です。
この記事では、その理由と最初に考えたい5つのポイントをご紹介します。

アロマサロン開業で最初に決めたい「誰のためのサロンか」

アロマサロンのコンセプトをノートに書き出す様子

サロン開業の最初の一歩は、誰に何を届けたいのかを考えることから始まります。

開業の準備というと、資格や物件のことを思い浮かべがちです。けれど本当に最初に決めたいのは、誰のために、どんな時間を届けるサロンかということです。

自分のやりたいことだけでサロンを決めない

自分がやりたい施術や、好きな世界観からサロンを考え始める方は少なくありません。それ自体は自然なことです。

ただ、サロンを事業として長く続けていくには、需要も無視できません。

地域にどのような悩みを持つ人がいるか。その人は何に困っているか。どのような時間やサービスを求めているか。そして、自分の技術で何を提供できるか。

この順番で考えていくと、独りよがりのサロンになりにくくなります。

私が開業プログラムでお伝えしているのは、需要に自分のやりたいことを合わせていくという考え方です。好きなことを諦めるという意味ではなく、届けたい相手が求めていることと、自分が提供したいことを重ねていく作業だと思っています。

サロンコンセプトとペルソナを先に考える理由

開業プログラムでは、最初にサロンのコンセプト、理想のお客様像、提供する価値を一緒に考えます。

ここを飛ばして物件や設備を決めてしまうと、あとになって「誰のためのサロンなのか」が曖昧になりやすいからです。

考え方を整理する目安として、下の表を参考にしてみてください。

考えること 具体例
誰のためのサロンか 仕事や家事で疲れている女性
どんな悩みに寄り添うか 緊張が抜けない、休めない
何を提供するか オーダーメイドのアロマトリートメント
どんな気持ちで帰ってほしいか 少し肩の力が抜けたと感じてほしい

コンセプトとペルソナが決まると、メニューや発信の内容、設備の優先順位まで、自然と絞られていきます。

アロマサロン開業は今ある資格と技術から始められる

資格を増やしてから、技術を高めてから。そう考えて、開業の一歩がなかなか踏み出せない方もいます。

資格を増やす前に、今できることを整理する

「もっと資格が必要なのでは」「まだ技術が足りないのでは」「完璧になってから始めたい」。開業を考え始めると、こうした不安が浮かんでくることがあります。

新しい資格が不要という意味ではありません。まずは今持っている資格や技術で、どこまで安全に提供できるかを整理することが先です。

安全に関わる知識や技術は、省略してよいものではありません。ただ、その整理をせずに資格だけを増やしても、開業への迷いはなかなか解消しません。
アロマの資格と商材を見直す開業準備

高額な集客セミナーを急いで契約しなくてもよい

開業の準備を始めると、集客セミナーやコンサルティングの案内を目にすることも増えてきます。

けれど、最初から高額な講座を契約しなくても、始められることはたくさんあります。

本や公的機関の情報、無料または低価格のツール、自分のSNSやホームページ。まずはこうした身近なところから整理してみることができます。

私が開業プログラムをお伝えするときも、自分が知っている範囲は出し惜しみせず伝えるようにしています。そのうえで、必要になった段階で次のステップを考えれば十分だと思っています。

開業前に増やすものより、整理したいもの

・今持っている資格と技術
・提供できるメニュー
・安全面で注意すること
・自分が苦手なこと
・必要になった段階で学ぶこと

アロマサロン開業で設備を買う前に考えたいこと

設備をどう揃えるかも、開業のときに悩みやすいポイントです。

脱毛器などの高額設備は最初から購入しなくてもよい

私は開業のとき、脱毛器を購入しました。今振り返ると、最初はレンタルという選択肢もあったと感じています。

買ったこと自体を後悔しているわけではありません。ただ、最初から所有する以外にも選べる方法があったと、あとになって気づきました。

購入・レンタル・中古を比較する

設備を用意する方法は一つではありません。使う頻度や事業計画に合わせて、次のような選択肢を比較してみてください。
アロマサロンColour(カラー)の施術ルーム

方法 メリット 注意点
購入 自由に使える 初期費用が大きい
レンタル 少額で試しやすい 長期では総額が増えることがある
中古 費用を抑えやすい 保証やメンテナンスの確認が必要

最安の方法が、必ずしも正解とは限りません。どのくらいの頻度で使うのか、どのくらいの期間続ける計画なのか。そうした事業の見通しに合わせて選んでいくものだと思います。

アロマサロン開業では発信を早めに始める

設備や資格の準備と並行して、発信も早めに始めておきたいことのひとつです。

ホームページやSNSで開業前から知ってもらう

発信の方法には、SNS、ホームページ、ブログなど、いくつかの選択肢があります。それぞれ役割が少し異なります。

SNSは始めやすく、人柄や準備の様子を伝えやすい媒体です。ホームページは、情報を整理して長く残しておける場所になります。ブログは、検索から見つけてもらうための資産として育っていきます。

どれか一つを選ぶというより、それぞれの役割を意識しながら組み合わせていくとよいと思います。

完成してから発信する必要はない

サロンが完成してから発信を始めよう、と考える方もいます。けれど、準備の途中から発信を始めても構いません。

勉強していること、開業に向けて準備していること、サロンづくりへの想い、メニューを考えていく過程。こうした内容も、十分に発信の材料になります。

完成した姿だけを見せるより、準備の様子を知ってもらうほうが、お客様に安心感を持ってもらえることもあります。
ホームページとSNSを使ってサロン開業の情報を発信する様子

アロマサロン開業後の申告方法も最初に確認する

会計や申告のことは、開業準備の中でも後回しにされがちな部分です。

確定申告は青色申告を早めに検討する

私は開業のとき、早い段階で青色申告について調べておいてよかったと感じています。

青色申告には一定の要件や手続きがあり、事業の状況によって適切な方法は異なります。詳細は税務署や税理士などの専門家へ確認してください。

開業届や帳簿を後回しにしない

売上、経費、領収書、口座、会計ソフト。これらを最初から分けておくと、あとの管理がぐっと楽になります。

開業してから慌てて整理しようとすると、思った以上に手間がかかるものです。準備の段階で仕組みを作っておくと、あとが楽になります。
アロマサロン開業の会計と確定申告を準備するデスク

開業時に確認しておきたい事務手続き

・開業届
・青色申告承認申請書
・事業用口座
・会計方法
・領収書の管理

アロマサロン開業で最初に決めたい5つのこと

ここまでお伝えしてきた内容を、あらためて整理してみます。

1. 誰のためのサロンか
2. 今ある資格と技術で何を提供するか
3. 設備を購入・レンタル・中古のどれで用意するか
4. ホームページやSNSでどう発信するか
5. 開業後の会計・申告をどう管理するか

よろしければ、次の項目に書き出してみてください。

・私が届けたい相手:
・その人の悩み:
・今提供できること:
・最初に必要な設備:
・最初に使う発信媒体:

自分に合うアロマサロン開業の形を一緒に考える

開業には、これさえやれば安心という決まった正解はありません。

資格や設備をすべて揃えてから始める必要もありません。地域の需要と、自分がやりたいことを重ねながら、少しずつ形にしていくものだと思います。

大切なのは、誰かの型に自分を当てはめることではなく、自分で考えて、自分で決めていくことです。それが、長く笑顔で続けられるサロンにつながっていきます。

まずは、この記事の中にあったチェック項目を、ノートに書き出すところから始めてみませんか。
理想の、小さなサロン

自分の場合は、どこから考えればよいのか分からない。

そう感じる方には、今の資格や環境、理想の働き方を伺いながら、開業の始め方を一緒に整理するサポートをしています。

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開業には「これが正解」という一つの形はありません。だからこそ、自分に合った始め方を考えることが、長く続けられるサロンづくりにつながると私は感じています。

アロマセラピスト Sae

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こんにちは。北九州市小倉で英国式アロマセラピーを受けるなら|Colourのページへようこそ! アロマセラピストのSaeです。 私はイギリスにワーキングホリデ...

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